まず、外観に惚れました。
絶妙なアシンメトリーがかわいい。

空き家になったいまも
ちょくちょく手入れが
なされているっぽい庭を見ても、
この家が愛され、大切に
育てられてきたことが伝わって
なんだかうれしくなります。

周囲に広がる自然環境も抜群。

豊かな緑と広い空との
コントラストもいいですよねぇ。

本当に、右を見ても、

左を見ても、緑、みどり、ミドリ！

当然お庭も緑に覆われ、
なんなら古井戸もあります。

寄って見ても、引いて見ても、緑。
すばらしい環境です。

緑は目に良いという説が本当ならば
ここならきっと疲れ目知らず。

だってさ、家の中にいても
窓の外に目をやると
基本的にほとんど緑ですよ！

緑のほかに見えるものといえば
少し先にある集落の建物と
かわいらしく咲いた花くらい。

隣家の視線を感じることなんて
この集落だとないのでは？

玄関から見える景色も同様の緑比率。

建物裏にある
半透明のポリカーボネートの向こうにも

当然ながら緑。

この物件においては
窓と窓外の緑はワンセット。

というわけで、室内へまいりましょう。
間取りは大家族でも
ゆとりある暮らしができる5SLDK。
間取り図はないのですが、
写真を見てもらうだけでも
どんな家なのか十分に伝わると思います。

外観が良い意味で経年を感じさせる
ザ・古民家な感じなので
勘違いしちゃうかもですが、
じつは築年は案外と若い1996年。

なので水回りもかなり状態が良い。

キッチンも全く問題なさそうだし

トイレも現状でOKでしょう。

ダイニングもくたびれた様子なし！

このまま使える、というか使いたい。

板張りのこの感じ、
ちょっとだけ懐かしくて、
あたたかい雰囲気のかわいらしさ。

階段周りにも不安はないし、

縁側的なスペースの状態も
まだまだしっかりとした印象。

間違いなくこのまま住んじゃえる。

内観だけでなく、
第一印象がレトロな外観も
よく見ればしっかりしたつくりで、

たとえば庇の下を覗いてみると、

雨樋が銅製だったり。
状態も良さそうです。

そう、ここまで見てきて
お気づきの方もいるかもしれませんが、
この家、状態的に機能的に
“このまま住んじゃえる”だけじゃなく、
デザインのクオリティも高いんです。

ところどころに雪見障子を入れてたり、
天井に網代が編まれてたり、

かわいい襖の引手のセレクトに、

欄間も入ってる。

素敵なお家でしょう？


このお家が
京都市内から車で2時間弱の
山間部の集落にあるのがまたいい。
お家のすぐそばにも川が流れてて、

子供がチャプチャプするのに
ちょうどいい浅さ。

遊漁券が販売されているので
釣りができる深さの川もある。

上桂川漁協って書いてるので、
桂川の上流ってことですよね。
めちゃ綺麗なんですよ！
鮎の友釣とかできるくらいに！

さらに、近所には
アスレチックが設置されている広場があり、
お祭りや音楽イベントも開かれるのだとか。

こりゃもうご近所には
絶対に面白い人が住んでる予感！1日2本のバスが発着するバス停も
好きな人にとっては最高でしょう？

この物件を見て、
京都の街中と京都の田舎で
二拠点暮らしがしたくなった方、
いるのではないかと思います。

かくいう私もです。
おかげで今回も
紹介テキストがずいぶんと長文に…


そんな私と同じくらい
この物件が気になった！ 気に入った！
って人は、お休みにドライブがてら
ぜひ集落と物件を見に行ってください！