「へー、いまどきのワンルームって 螺旋階段もあるのかー」って、 それはもはやワンルームじゃなくない!? ワンルームの概念を良い意味で くつがえしてくれる、 気持ちのいいお部屋です。

なるほど、ロフト付きでしたか。 しかも、ルーフバルコニーもあるなんて…！ 水回りも配置よく、 これは期待が高まります。

お部屋は9.3帖の洋室。 大理石風の床がピッカピカです。

窓の下には小ぶりのテーブルを 置きましょうか。 実はさりげなく、角っこが2面採光に なっています。 さわやかな風と明るい光を浴びながら 食べる朝ごはん、いいなあ。

一人暮らしだったら、カウンターを ダイニングにしちゃうのも いいかもしれません。

システムキッチンはビビッドな赤。 上下に棚があり、収納力もバッチリ。

IHの2くちコンロ。 お料理がしっかりできる広さです。

うれしいことに、カウンターの内側にも 収納棚が備え付けられています。 ひとりふたりのものなら、 食器棚がなくても事足りそう。 さっと下からお皿を出して、 出来立てのお料理を盛り付けて、 カウンターで「いただきまーす！」。 そんな、ご機嫌な動線がかないそうです。

お部屋のメインの収納はこちら、

螺旋階段の奥に クローゼットがありますよ。

玄関にも近いから、 外出前にアウターをすぐに 仕舞っておけるのも便利。

すぐそばにバルコニーもあるので、 乾いた衣服をしまうのにもスムーズ。

バルコニーからはこのような景色。 9階部分なので、空が広いです。

螺旋階段は蹴込み板のないスケルトン。 窓からの光を遮りません。 うむうむ、優秀なこと。

くるりんと上がってきましたらば、 明るいロフトが待っていました。 1階とはテイストが違い、フローリングで ほっと安らげる空間。

ななめ天井になっているのも よろしいですね。 屋根裏部屋のようなおこもり感で 深い眠りにつけそうです。

窓を開けると…

ルーフバルコニーが広がります。

これはとっても気持ちがいいぞう。 グーンと大きく背伸びしよう。

やや！ あれに見えるは 淀川と梅田の高層ビル群。 小説のモチーフでも 多く取り上げられている淀川河川敷が バルコニーから望めるなんて、 好きな人にはたまらない 聖地巡礼物件なのでは。

河川敷へは建物の裏口から すぐに降りられるんですって。 お散歩コースには困りませんよ。

この光景、とてもワンルームとは 思えませんね。

水回りはしっかりセパレートタイプ。 収納力のある独立洗面台と、

それからお風呂にも、キッチンと同じく 赤のアクセントが使われていました。

大昔のワンルームを知ってる 世代からすれば 「ほんとにワンルーム？」と 大声で叫びたくなるほど スタイリッシュなお風呂です。

トイレはシンプルイズベスト。

上部には収納棚がありますよ。

玄関の三和土も大理石風。 ところどころに木材が使われ 高級感がありますね。 写真左側にあるのはシューズボックス。

ひとり分なら十分過ぎるほどの 収納力です。

それではお部屋を出て共用部へ。 窓があり明るい廊下を進みます。

三角窓が効いてますね。 エレベーター付きです。

エントランスも大理石風。 緑の植栽が目に鮮やかで、

半屋内型の駐車場や、駐輪場、 ゴミ捨て場もしっかり完備されています。

場所は梅田から淀川を越えてすぐの 阪急各線 十三駅から徒歩7分。 都会ながらも淀川沿いで、駅前の便利さと 豊かなロケーションが両方かなえられます。 そんな好立地にしては、 お家賃、けっこうお手頃かも。 敷金礼金のない、なしなし物件。

おまけに、ペット相談可能で ふたり暮らしやルームシェア利用も できるそうですよ。 好条件に螺旋階段、 ここ、めっちゃえーやん！ な、 おすすめ物件です。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link