風通しも日当たりも良さそうな
角地に建つ平屋。
駐車場は後から作ったんだろうけど
ナイス判断だろうと思います。

車一台と自転車か小さめバイクかが
無理なく置けるサイズ感かな。

ここを開放したことで、
開かれた明るい感じになってますね。

間取りは
日本家屋的良さの詰まった
可変的な4DK。

あなたならどう使いますか？私なら…
手前にある北西の6畳間は
間違いなくリビングスペースにする。
ダイニングキッチンと直結しているし。

うん、決定。

で、もうひとつの6畳間を
主寝室にするかなー。

こっちは収納力の高く、窓の向きが良い。
隣に3畳間があるので、

3畳間をワークスペースや
趣味の部屋にできますね。このレイアウトだったら
来客対応もしやすいだろうし。

だって、玄関の正面にリビング、
右手にダイニング、
左手にワークスペースがある。
日中はだいたいそのうちの
どこかにいるでしょう？

それから
プライベート性の高いスペースと、
パブリック寄りのスペースを分けて
それぞれを建物の片方に寄せることで、
続き間の魅力を
最大限活かせるようになるとも思うのです。

どういうことかと言うと…

縁側のある8畳間は
来客があった際の応接間として
充分に単体でも使えそう。

縁側だけでなく、
床の間に、違い棚に仏間。
きちんと整ってる！縁側の広さも2畳半ほどあり、
さらに向こうにはお庭もあって、
かなり開放感を得られる作り。

しかもこのお庭、建物の南側にあって
手をかけやすそうなサイズ感も良い。

日当たりも良さそうで、
やりがいありそうでしょう？！

めっちゃ良い。
このお家の顔になるスペース！！
と言っても過言でない。

なので、やっぱりこの庭と縁側とは
独占するものと決めつけるより
来客の皆さんとも楽しみたい！
と欲張りな私は思うわけです。

だから日常的には
寝室の6畳間とも繋げていて、
14畳大のプライベートルームに！
って思うし、反対に、
来客時には寝室とは襖で区切って、
リビングルームの方の6畳間と繋げて
14畳大の大広間に！ ってね。

まさに襖や障子でつながる
“間”の真骨頂

そう、こういう感じで
この縁側のある8畳間を
どちらにも使える状態にできるのが
和建築の“間”という概念の
特筆すべき良さでもある。

バッファ的な使い方というか、
どちらでもあるしどちらでもない、
曖昧さというか
二重の用途を持たせられるこの感じね。

そう考えるとほんと
昔ながらの和建築というか
古民家って便利なんですよね。

そんな便利な古民家の
水回りをいい感じに現代的にしてるんです。

そりゃぁもう十二分でしょう？！

全ての空間に窓が用意され、
それぞれが現代的な機能を持ち、
なおかつどうしても暗くなりがちな
古民家の水回りを明るく清潔感も高めて。

って欠点らしい欠点が見当たらない。しかも、
最寄り駅から徒歩約13分。
地下鉄線もJRも私鉄も使える。

これを賃貸で借りられるって、
良い時代になったなぁと心から思います。