三浦半島の南端、毘沙門海岸。
海蝕による得意な地形が特徴で
屈指の釣りスポットとして知られています。
そこから少し内陸に入ると、
見渡す限りの畑。
畑の間を縫うように走る農道には
街灯もほとんどなく、
夜の星空の美しさを期待させます。

そんなのんびりした環境で
暮らしたい方にぴったりのお家を発見。
元農家さんの古民家だそうで、
リノベしがいのありそうな
外観だなあと眺めていると、

玄関の隣に予想外のウッドデッキ。
あれ、もしかしてリノベ済み……？

約409坪の敷地に建つ、母屋と納屋。
母屋はもともと状態がよいものを、
さらに一部手直ししたという
いまどきなかなか見つからない物件です。

味わいたっぷりの木戸を引くと、
ほっとする昔ながらの玄関。
いきなり好きな雰囲気です。
状態もめちゃくちゃ良さそう。

玄関から向かって左側は
ほとんど手入れしていない和の空間。
8畳間がつづいて2つ、
長い廊下を隔てて6畳間が1つ、
合計3つの和室が並びます。

畳は新しく入れ替えたのだそう。
きっと井草が香るんだろうな。

こちらは玄関からつづく廊下。
一見するだけで
コンディションの良さがわかりますね。

見上げれば、こんなふう。
建具も柱もすばらしく、
古民家として100点じゃないでしょうか。

そのほか気になる箇所といえば
水回りだと思いますが、

キッチンは新しいものを入れ替え済み。
L字型の造作カウンター、
壁を覆う横長のタイル、
すべて古民家に馴染むように
設計されたんだろうなあと思わせる一体感。
床板も張り替えているはずですが、
あえて古材っぽい質感の素材を
採用したのでしょうね。

キッチン・ダイニングは
ウッドデッキへとつながり、
こちらをセカンドダイニングのように
使うこともできちゃいます。

2階には広いお部屋がひとつ。
こちらもキッチン・ダイニングと
同じテイストで手直しされています。
勾配天井に立派な梁、
味わいのある床材にルーバー扉の収納。
これだけおしゃれなのに
古民家にあって違和感が皆無。
うーん、すごい！

1階のウッドデッキの奥には
庭があり、BBQしたり
ワンコを走らせたりと
なんでもできる広さ。

家庭菜園はこちらの畑でどうぞ。
ひ、広い…。
元農家さんですのでね、
その気になれば農家並みの
菜園をつくれるってわけです。

さらには大きな納屋まで完備。
最低でも車4台は余裕で収まる
サイズ感とのことで、
車やバイク好きの方には
たまらないのではないでしょうか。

敷地の隣にはいくつかの住宅、
その先に東京湾が広がります。
海の雰囲気も感じられるそうですよ。

環境も家も良いけど、
かなり辺鄙な場所なのでは？ と
不安に思っている方もご安心を。
横浜から車で1時間以内、
電車とバスでも1時間半ほど。
都市生活からは完全に切り離されずに
釣りに、農業に、遊びに
振り切った生活をしたい。
そんな方におすすめのお家です。