人生で一度は住んでみたい、
ヘリンボーン床のお部屋。

これまでもヘリンボーン調の
クッションフロアの部屋や
コンパクトなヘリンボーン床の部屋なら
何度か住むチャンスはあったけど、
不思議と心惹かれなかったのは
この部屋に出会う運命だったからなのかも。

広く開放的なリビングの床に、
丁寧に編み込まれたかのように
リズミカルに並ぶ木工細工は
惚れ惚れする美しさ。
こんなのを待っていたのですよ！ と
思わず叫びたくなってしまいます。

使用されているのは無垢材とくれば、

経年変化も楽しみのひとつ。
さきほどお見せした状態から
6年が経過し、良い感じに
色づいてきているのではないですか？
それにしても素敵なLDKだなあ。
リビング部分は自慢のヘリンボーン床を
どどーんと見せて、

ダイニングテーブルは
出窓のそばに置いて、
そこにだけラグを敷いて。

配管むき出しの天井に
直物を吊るすアイデアもぜひ真似したい！

そんな素敵すぎるリビングが主役のお部屋。

玄関はベビーカーはもちろんのこと
車椅子でさえも楽々出入りできそうな
段差が少なくゆったりした造り。

凝った意匠のセンサーライトが
人の動きに合わせて作動してくれます。

そこからグレートーンの廊下を
進んだ先にある木の扉がLDKの入り口。

味わいある扉は
シックな廊下と明るいリビングを
仲介するような役割を果たしています。

扉の隣にはトグルスイッチ。
ディテールへのさりげないこだわりが
あちこちにあるから油断できません。

リビングにはこぢんまりした
畳スペースが併設されていました。
ふだんはゴロゴロ寝転ぶための空間に、
来客時はお客さまの寝室にもできそう。

木のパネルが並ぶ
造作棚もいいですねえ。

その造作棚からつづく
カウンターの奥は対面型のキッチン。

こちらもかなりゆったりした
広さがあります。

何度見ても床が美しいお部屋ですが、
ここのもうひとつの自慢が
窓の外の眺望です。

リビングのほか、
幅広のバルコニーからも桜が望め、

春にはお部屋にいながら
お花見ができるのだとか！

なんてったって、この建物の名前は
「La Vista」＝「眺望」。
丘の上に建つマンションなので、
1階のお部屋からも
ご覧の通りの開けた景色が楽しめます。

LDKを出てすぐのところにトイレ、

玄関の逆側に洗面脱衣所とお風呂、

その先には寝室にぴったりな洋室が。
LDKと寝室が隔離されている、
一人暮らしまたは二人暮らしに
最適な…いや、正確に言うと
＋猫ちゃんに理想的な間取り。
お伝えするのが遅くなりましたが、
ペット飼育もOKなのです。

場所は、宝塚市すみれガ丘。
駅までは少し距離がありますが、
バンバンやって来るバスを使えば
最寄りの宝塚駅まで10分以内。
宝塚駅から大阪、三宮へは
ともに40分ほどで到着します。

都市部と程良い距離を保ったこの部屋で、
ひとりまたはふたりと一匹、
桜の季節が来るたびにはしゃぎ、
床の経年変化を楽しみながら
少しずつ年を重ねていく。
そんな人生も悪くないなあと思うのです。