段々と連なった三角の瓦屋根。

ちょいと渋みが残っているけれど、
そのグレーの壁に白い枠の窓は、
さては今ドキの子…！

風除室に一歩入ってみると
ほら、やっぱり！
手前の柱は恐らくレトロな茶色だったのが
白くお色直しされたのでしょう。
グレーの壁にパキッと黒いドア、
黄色いポストがかわいいアクセントに。

ゆとりを感じる広ーい玄関。
下駄箱の上には飾り棚まであって。
目の前の白い壁には何を飾ろうか悩むな。

廊下が長いのって、ワクワクしません？
子どもだったら、廊下があるってだけで
遊びが広がるんですよね。
手前のかわいいドアノブの部屋からGOです。

わ、おしゃれ。
向こうの縁側みたいなスペースは何。

間取りを見ますとWIC、つまり
ウォークインクローゼット、とありますが。

え、クローゼットにするにはもったいない！
私なら、ここが部屋でもいいです。
窓辺だし、ちょっとしたおこもり感がサイコー。

廊下を先に進みまして、左手のお部屋。
コバルトブルー×ホワイトの壁がかわいい。
元縁側みたいな場所には
小さなテーブルと椅子を置きたくなっちゃう。
窓の向こうに緑が見えるのもいいですね。

はい、間取りに再度注目です。
長ーい広縁、期待大！
子供室１は引き戸で仕切られてるのかな、

と思ったらそうきたか！
うれしい、楽しい、大好き、室内窓。
しかも大きいから
外からの光を取り込んでくれます。
床の間や押し入れだった跡、天井の様子から
元々は和室だったんだな、とわかります。
オープンな収納だとお片付けもしやすいし
窪んだ所に机を置いても良さそう。

伸びる広縁の先は
それはそれは最高なリビングに
繋がっているのでした。
無垢のフローリングが気持ちよさそう。
日なたの縁側でゴロゴロするのが楽しみ！

あちこち取っ払って、
欄間部分の残った形は
空間のアクセントになりつつ
光と風の通り抜ける開放感のあるリビングに。

対面式のキッチンは
輸入物の白いサブウェイタイルに
無垢の面材というこだわりよう。
ゴミ箱を収納できるスペースがあり
食洗機までビルドインされてて
これはとってもありがたい。
食洗機のおかげでストレス減ったという
声はよく聞きますから…！

背面にはクールなパントリーまで！
おしゃれで使いやすくて収納までバッチリの
キッチンなんて、最強。

サニタリースペースは
リビングから繋がってます。
ドアを開けた途端、
眩しいくらいのキュートさにクラクラ…。
ホワイトとブルーが基調の明るい洗面所は
コラベル柄の床タイルが雰囲気を格上げ。

ちょっととぼけた風にも見えるレトロ蛇口。
タイルの綺麗なブルーが目に入るだけで
幸せな気持ちになれちゃう。
朝ここで顔を洗うだけで
良い1日のスタートが切れそうです。

お風呂場はごく普通のユニットバスだけど
お手入れが楽ですよ。
足が伸ばせる浴槽もいいですね。

トイレはキッチンパントリーの裏に。
陽気なパイナップルがお出迎え。
落ち着いたトーンなので意外としっくり。

おうちだけでお腹いっぱいなのに
裏にはこんな広い庭にロックガーデン、
タイニーハウスまであるんです！
どうやって使おう？
物置にするにはもったいないな。

秘密基地、子どもの遊び部屋、
贅沢なリモートワーク部屋、趣味の部屋
ミニサウナを入れちゃうとか…
夢は無限に広がりますね。

空が広ーい！
玄関に風除室、の時点で寒い地域かな？
と勘づいた方もおられるかと思いますが
場所は、石川県中部に位置するかほく市。
豊かな緑と海に抱かれたのどかな町ですが
昨今は、移住支援や子育て支援の手厚さでも
人気なんです。

このおうちのつくりも、子育て世代には
とても嬉しい楽しいつくりですよね。
もちろん、引退世代でも、
ふたり暮らしでも、誰でも楽しめそう。

古い平屋がリノベーションで
こんなにも伸びやかで楽しげに生まれ変わって、
敷地も建物もゆとりがあって。

そういうのって気持ちのゆとりにも
繋がると思うんです。
移住できるんだったら私もしたい。
あちこちの部屋と小屋を見ながら
妄想はどんどん広がるのでした。