住宅街の角地に建つ、
タイル張りのコンパクトなビル。
もともとは印刷所だったそうですが、
なんか素敵におめかししてる
1階部分は最近までカフェだったとか。

サイズ感は
40㎡程度のスペース×3フロアで、
合計129.61㎡と程よい広さ。

でね、角地が「すみ切り」になっていて、
そこに入り口を配置しているんです。
すみ切りを活かしたデザイン、良い！

ガラス張りの開口の真ん中に、
木製サッシのガラス戸。
甘すぎずない、万人受けしそうなかわいさ。
たぶんこの前を通るすべての人が
「おっ、なんか素敵やな」と
中を覗きたくなることでしょう。

外観が気になった方は、どうぞ中へ。
建物の中も外観に負けない素敵さ。
つい最近までカフェを営業していたからか、
現役感がハンパないです。カウンターと、その奥にある
キッチンはもちろんカフェ仕様。

白を基調にしたカウンターの天板は
重厚感と清潔感を兼ね備えています。
キッチンは厨房！ってほどの
設備ではないけれど、
重飲食禁止の物件なので
このくらいでちょうどいい。

空間全体も明るくて、落ち着いていて、
こんなカフェ近くにあったら
絶対に通ってしまう。

この窓際のカウンター席に陣取って、

カフェラテを飲みながら
ちょっとだけ仕事をしたり、
ペラペラと小説のページをめくったり。

ほら、あそこ、右奥に見える席ね。
公園の緑を眺められるのも最高だなあ、
……などと考えているうちに、
なんだかカフェにするのが
もったいない気もしてきました。いや、ほら、最近は業種を問わずに
ミニビルを一棟借り上げたうえで改装し、
オフィスにする会社も多いじゃないですか。
このビルなら1階をキッチン付きの
作業スペース、あるいは社員食堂に
できるんじゃないかと思ったんですよね。

一方、2階と3階は未整備なこの感じ。

まっさらの状態なので、どう使うか次第で
好きな空間をイチからつくれちゃいます。

どちらのフロアも緑を借景にできるから、
オフィスにしても店舗にしても
とても気持ちの良い空間になるだろうなと。

ちなみに、トイレは1階に客向けの
きれいなものがあるほか、

2階にもひとつ。

3階にはありません。という手頃なサイズ感の一棟貸しのビル。
あなたならどう使いますか？

私なら1階をカフェにして、
2階は古本屋や古道具屋、
レコードなんかを売って
3階は美容室かなぁ。

水回りやら電気設備工事が必要だけど、
ビル一棟を地域の文化発信地にするの、
とてもいいと思うんですよね。

あとはやっぱり一棟まるっと
オフィスにするのも激しくおすすめです。

1階は普段は社員がくつろぐ場だけれど
たまには外部の人たちを招いて
イベントを開いたり。
そうすると、1階がそのまま
会社のプレゼンテーションの場にもなる。

ほかにもアイデアは無限大なので、
ぜひあなたの思う使い方で
存分にこの物件を楽しんでみてください！