「海」の近くで「アトリエ」付きで 「モダン」に「リノベ」された 「レトロ」で「広い」「一戸建て」って もうもう、憧れのワードだらけのお家！

ここでテレビ撮影が行われるほどの 著名なアーティストの方が住まわれて いたのですが、別の国に行かれたため 空き家になったとのこと。

うんうん。このレトロ具合。 期待せざるを得ない外観です。 南向きの縁側に玄関。 お庭も広そう。 右側に見えるのは、もしかして ウッドデッキ？ もう、ほんと全部乗せじゃないですか！

ひとまず間取り図を見て 落ち着きましょうか。 ガレージ付きの5LDKです。 1階の「和室」と書かれている ところは、改装され二間続きの洋室に なっているとのこと。 玄関は縁側のあるお部屋とLDKの 間に挟まれています。

玉石タイルの三和土に 木の香りが漂ってきそうな和風の趣が のっけから素敵。

玄関を入るとすぐ左手に、縁側のある 二間続きの板間が広がります。

突き当たりがアクセントウォールに なっているんですね。 お部屋に馴染んでいるけれど 個性を放つ色合いです。

縁側は南側と西側に、二面。

縁側の戸を開け放つと開放感が 際立ちます。 小さいお子さんどころか、大人だって はしゃぎ回ること間違いなし。

横長の広いお庭は、整地されて フラットな状態。 自分好みのお庭をイチから作れます。 園芸好きなら腕が鳴るはず。

地元の大工さんによって建てられた 木造建築。 築51年でも、いやそれゆえに 頼もしさと美しさが目に留まる。

整然と並ぶ垂木に

細工の施された戸袋

透かし欄間に

床の間と付け書院。 そこかしこに和風の美が 散りばめられています。

前の住人のチョイスかな。 夜、紫色の照明で醸し出される エキゾチックな雰囲気も、よいですね。

これだけ広くて眺めも良いと お客さんをたくさん呼んで ホームパーティや宴会を したくなっちゃうな。 ふだんはお部屋の真ん中に カウチソファをポツンと置いて、 お庭を眺めるためだけのお部屋に… なんていう贅沢な使い方にも憧れる。

毎日の食事やくつろぎタイムは 廊下を挟んだLDKでどうぞ。 野地板直張りのウッディーな内装が 心地いい。

キッチンは化粧扉がブルー。 遠目の写真でも、うかがい知れる かわゆさ。 二槽式シンクでワークトップも 広いこと！

流木を利用した照明も素敵。

LDKにはお庭に面したウッドデッキも あります。

ふだん使いに十分すぎるリビングです。

サニタリーなども1階に。 リノベされ、清潔で使いやすく なっています。

お風呂は昔の面影が残っています。 タイルの模様がレトロですね。 ステンレスの浴槽は、 水がキラキラして、入り心地も さわやかなんですよね。

トイレも洗浄便座付きです。

建物の北側には、洋室がもうひと部屋。 西側の縁側に面しているので採光も それなりに、見込めそう。 寝室にするのがよさそうですね。

2階にもお部屋があるので、そちらを 寝室にしても、もちろんよし。 シックな色味がとてもモダンな洋室。 シャンデリア風の照明もしびれます。

反対側は、レンガ風の壁紙で また違ったおもむき。

ダブルベッドが置ける8帖で うれしい広さ。

引き戸を開けると、お隣の和室と ひと続きになり、より広く使うことも。

和室は6帖。

押入れと引き戸に、濃いアイビーが 使われていて、こちらもグッと おしゃれでモダン。

南向きの窓の外はバルコニー。

屋根に張り出した懐かしいタイプの バルコニーは、洗濯物が よく乾くこと請け合いです。

最後に残るアトリエは門の外にあります。 外観も、ダークな色で塗り直されていて 惹きつけられます。 水色のポストが映えますね。

門の外のオープンスペースには車が 2台駐車できます。 アトリエは写真、右側の建物。

道路側にシャッターがありますよ。

ガラガラと開けると、なかなか広い。 こちらを駐車場にすることも できるそうですが、真ん中に支柱が あるため、車幅2.1m以下の車で お考えくださいね。

元は民家だったのかしらと思うくらい、 ガレージにしてはしっかりと力強い梁が 屋根を支えてくれています。 自転車やバイクの整備スペースにも もってこい。 アトリエにするなら、創作意欲が もりもり湧きそうです。

千葉県いすみ市、チーバくんで言うと 背中側の腕のあたり。

ノスタルジックな駅舎が魅力ある、 最寄の太東駅には徒歩9分。 近くの商店街にも5分で行ける距離。

そして大東ビーチまでは車で9分。 こちらは堤防があり、とっても 穏やかな海水浴場とのこと。 堤防を外れると、サーファーで 大賑わいだそうです。

この大きさの戸建てにしては珍しく、 賃貸住宅。 しかも、しばらく住んでみて 気に入ったなら購入も可能という ふところの深い物件。 セカンドハウスや移住などにも ぴったり。 「海」の近くで「アトリエ」付きで 「モダン」に「リノベ」された 「レトロ」で「広い」「一戸建て」。 たくさんの憧れが叶いそうなお家です。

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文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link