お部屋の真ん中に存在感のある白い壁。 左右ふたつに別れたお部屋？ それとも奥でつながってるの？ 一見しただけではミステリアスで、 コンクリートあらわしの天井に 味わい深いフローリングが なんとも目を惹きつけるお部屋。 果たして、その正体は…？！

じゃじゃーん！ このような間取りでした！ 中央にキッチンがあり、ダイニングから リビングへ通り抜けられる、回遊性の ある配置です。 先ほどの写真のLDKは、 なんと驚く広さの24.5帖。 築46年のマンションが個性派 リノベーションとして 生まれ変わりました。

まずは玄関からご案内。 新聞受けがレトロ感をかもし出している 扉は、縦スリットが入っていて 少し珍しいかも。

三和土は土間のようになっていて、 なかなか広いスペース。

反対側を見てみると、 おお！あらわしになった配管が S字フックを掛けられる収納スペース として、いい塩梅です！ こういう「瓢箪から駒」みたいな収納 好きだなー。

さらに奥にはたっぷりの シューズクローゼットもありました。 オレンジの照明が、こなれた壁と お似合いです。

玄関から見どころ満載でした。 それではいよいよ、室内へ、 の前に…

写真の扉の手前にはウォークイン クローゼットもありました。 シーズンオフのお洋服から、アウターに 旅行鞄…たくさん入りそうで頼もしい。

ん、もう！なんなんですかこれは。 なかなか、室内へ入れない じゃないですか！ 入ったら入ったで、ヴィンテージ風の 建具に、かわいい室内窓！ 次から次へと、ハートを射抜かれます。

玄関からはいってすぐは、 ダイニングスペース。 ぎゃー！ステキ！たまんない！ 異素材ミックスがこんなにも 決まってるお部屋は、 そうそうないですよ。

2面採光で明るく、 さわやな風も通り抜けます。 ここに座れば簡単なごはんでも おしゃれなカフェに来てるかのように 思えそう。

掃き出し窓の外側はリビングまで続く 細長いバルコニー。 アーチがあるのが憎いですね。

すぐ横はキッチンで、 動線も優秀優秀。

グリル付きの3くちコンロに広いシンク。 ワークトップも充分。

照明がまた、適度にインダストリアル感 があって、おしゃれなんだなコレが。

ダイニングに引き続き、このおしゃれな キッチンでお料理すれば、簡単なご飯 でも、おしゃれなカフェのランチの ように作れるかもしれない… いや、作れるはず！（期待）

インテリア雑誌から飛び出して きたようなセンスの良さに、 もう、メロメロです。 所々に飾られている、グリーンの配置も いいんだよなあ。 あ、グリーンや家具、雑貨などは 見本とのことなので、写真を参考に ご用意くださいね。

流し台の並びには冷蔵庫や 食器棚を置けるスペースが 確保されています。

そのスペースが、最初の写真の 白い壁の内側なんですね。 なるほど、謎が解けました。

冷蔵庫に食器棚、作業台も置けるかな。 オープンタイプのキッチンは 意外と収納が少なかったりするのですが 余白の大きいこちらなら、 その心配はいらなさそうです。 それにしても、この角度から見た キッチン、かっこいいな。

キッチンを通り抜けて奥の リビングスペースです。 きゃー！ここも良いお部屋ですね。 あらわし風の天井に横板の壁。 そこにチェッカーガラスの入った 木枠の窓がはめ込まれた日には… 素敵すぎて倒れそうな自分がいます。

掃き出し窓からバルコニーへ。 こちら冒頭にご紹介したダイニング部分 から、ぐるっとL字型になっていて、 おとなりの洋室までつながっています。 角部屋で、つよつよバルコニーまで あるなんて素晴らしすぎます…。

リビングに戻りまして、写真のいちばん 左側にある、木製扉を開けると 6帖の洋室がありますよ。

寝室にぴったりな シンプルで良いお部屋。 リビングの室内窓はこちらと つながっていました。

アップにすると、さらにかわゆい…。 愛くるしさのみならず、風も通して くれる、できる子たちです。

お部屋にはクローゼットもありまして。 建具ももれなく ヴィンテージ風の木製扉。

しかも奥行きがあって、大容量。 うう、できる子ばかりで、 うれしいなあ…っ（涙）。

でもね、まだあるんです。 洋室を出てダイニングへ伸びる 通路には…。

はい、さらなる収納棚が二つも！ 可動棚のオープンタイプに。

おしゃれなルーバー扉がある物入れも！ 掃除道具など、隠したいものは こちらへどうぞ。

最後にサニタリーを。 おおっ、洗面兼脱衣所が広い！

洗面台もひと工夫。 お部屋のテイストに合わせた木枠の鏡が しつらわれています。

鏡の裏は収納コーナー。 照明にはマリンランプが使われていて ぬかりのないトータルデザイン。

隠れるように洗濯機置き場が あるのも、ポイント高しです。

アクセントウォールがかっこいい 浴室は追い焚き機能と乾燥機付き。

トイレは洗面室に入った所にあるので、 匂いや音が居室に漏れにくく なっています。 当然のように温水洗浄便座付きです。

近鉄難波・奈良線、 八戸ノ里駅から徒歩9分。 難波駅へは約15分で行ける アクセスの良さ。

すぐそばには第二寝屋川が流れ 悠々と穏やかな立地です。

建物のすぐ北側には公園もあって のんびり和やかに暮らせそう。

立地の良さに加えて、収納たっぷり。 そして、こだわりぬいた、 かっこよ過ぎるこの内装。 「過ぎる過ぎる」ばっかり言って お見苦しく申し訳ないのですが、 やー、ここほんと、住みた過ぎます！

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link