木の香りがするような ログハウスにいつか住みたいな。 憧れを抱きつつも それってどれぐらい先の未来？ 一軒家を建てるとき？ 自然豊かな場所に 移住するとき？ なんて、具体的に想像すると 叶わぬ夢みたいにも思えたりもして。

そんな気持ちになっている方へ。 首都圏駅チカ、 アパートの一室で ログハウス気分を味わう、 というのはいかがでしょう。

ひとり暮らしにはゆったり、 ふたり暮らしならぴったりぐらいの 40㎡超のロフト付きワンルーム。

共有部の廊下は板張り。 ティファニーブルーの扉と 大きめのルームサインに 早くも胸がときめきます。

お部屋に入った瞬間に 目の前に広がるのは たっぷり日差しを浴びる 無垢のフローリング。 そして天井には むき出しの梁。 ゆっくりじっくり味を出す 木材の変化も ログハウスの醍醐味です。

キッチン周りに ホワイトとブルーで 格子模様に張られたタイルと 水回りへと続く 玄関とお揃いカラーの扉が このお部屋のチャームポイント。

お部屋になじむ家具調のキッチンは 3くちコンロにグリル付きと 機能性も十分です。

収納は、奥行きがしっかりある ウォークインクローゼット。 頼もしいサイズ感ですし シンプルなので 自分の持ち物に合わせて 構築してゆけます。

さて、お次は気になるロフト。 天井高こそ低めですが しっかりとした広さなので お布団を敷いて 寝室として利用することもできそう。 趣味のものと ちょっとした座椅子を置いて リラックスペース、というのも いいかもしれません。

大好きなお部屋を 上からまるっと眺められるというのも 幸せですよね。

バルコニーへ出ると わさわさ茂る木々を眺められます。 眼下は駐車場、 目の前の道も 大通りではないようなので バルコニーに出て ティータイムなんていかがでしょう。 ネットが張られているので 虫の心配がないのも うれしいポイント。

ウッドデッキに 小さなラグとローテーブルを置いて プチピクニック。 このお家ならではの楽しみです。

そして最後は水回り。 ここがもう、 スペシャルなかわいさでして…！ キッチンと合わせた 爽やかな配色の床に 陶器の洗面台。 一気に海外のお家に来た気分。

バスタブはなんと 猫足でございます。

色味の大胆さが アメリカンハウスのようでもあり 設備のアンティーク感が ヨーロッパのようでもあり…。 唯一無二の世界観に テンションは上がる一方。

丸太でできたログハウスを 手に入れられるのは まだ少し先だろうけど。 まずはアパートの一室から 始めてみませんか？

小田急線読売ランド前駅から徒歩3分。 首都圏の駅チカで ログハウス（風）ライフって 素晴らしいハイブリッドだなと 思うわけです。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk