伊豆のアートの中心地と教えてもらい
訪問したのがいまから2年ほど前。

伊豆の人は本当に幸福だなあと
感動したのをよく覚えています。

もともと保養所だった物件を
アーティストの方が数年かけて
リノベーションし、
ひとつの作品の様相を呈するまでに。

さまざまなアーティスティックな装飾や
施工がそこかしこになされて

建物の内外を見て回るだけでも
とても楽しい。

内覧の際には
ぜひすみずみまで見て、
触れて回っていただきたいなと。

照明の一つひとつ、床や壁、天井に、扉に
きっと目と心を奪われることでしょう。

こうした仕事を施工会社さんに頼むと
かなりの金額が必要になると思うので、
この規模の施設が
ここまで仕上がっていることが何より幸運。

室内には、木工室や鉄室など
複数のアトリエが並び、
アートセンターらしい
金継ぎ・漆・木工・鉄細工などの
各種教室が開催されていたそう。

それだけにとどまらず
本格設備が自慢のキッチンもあり、

料理教室が開かれたり、

元保養所の宿泊機能を活かして
アーティストインレジデンスなんかも
おこなわれていたそう。

いやそりゃアーティストインレジデンスは
きっとはかどる！

だって、このすばらしい環境ですから。

都会にはない自然を五感で味わって

心からリラックスした状態になり、
かつ新しい人びとにも出会える
環境に身を置けば、

これまでにない思考や制作が
可能になることでしょう。

ね、なかなかないですよ、
こんなにもよくできたアートセンター。

どこもかしこも素敵にデザインされた
そのセンスに刺激を受け
トイレにこもってアイデアを
ひねり出したりもできそうだし

建物の各所にクリエイティブが潜んでいて、
気づきと感動を与えてくれる。

例えばほら、手前の釜は
大室山をイメージして
釜戸の作家さんが制作したものだそう。

ちなみに、各種教室の継承や
講師の紹介も可能とのことですよ。

この唯一無二の物件を気に入る人が
出てきてくれるだけでも嬉しいのですが、
できればアートセンターをプロジェクトごと
まるっと引き受けてくれるような
そんな人との出会いにつながることを
願っております！