経年変化を遂げた飴色のフローリング。
あらわになった躯体と共に
白くペイントされた配管。
飾り気が極限まで削ぎ落とされた室内。

ワイルドです。間違いなくワイルド。
ほんとそっけないくらいにワイルド。

でもなぜか落ち着く感じがする。

家庭的な雰囲気とは程遠く、
ツルツルピカピカ新品さはなく、
でも落ち着く。

きっとこういう場所こそが
都会的なカームダウンスペース
なんだろうなぁと。

かっこいいし、落ち着く。窓外に広がる淀川ビューを見ていると
攻殻機動隊で覚えた
「セーフハウス」って単語も頭をよぎる。

14階建の13ｰ14Fクロスメゾネット。

玄関横の階段から
上階へ上がるスタイルなので、
上階はよりパーソナルな空間にできそう。

上階に上がると居室スペースの手前に
洗面、トイレ、浴室という水回りが。

そこを越えると洋室と和室の続き間。

どう使うかはアイデア次第
だろうと思いますが、
和室があるのが意外で、でも嬉しい。

しかしこの配管＆躯体剥き出しと
和室の絶妙マッチングはほんとすごい。
黄金色の畳がまた味わい深いですよね。

このお部屋、過去の持ち主さんが
建築士さんで
DIYでリノベされたのだとか。
なるほど合点がいくセンスの良さ。

個人的にはこの便座を含む
トイレまでへこだわるところが心底好き。

それでいて、お風呂は
無理なくまとめてるところも好き。

理想と現実の折り合いをちゃんと
つけている、センス良きワイルド。あと、
最上階なのが幸いして、
共用屋上もアクセス良く使いやすくって、

メゾネットなのが幸いして、
階段下には専用のトランクルーム。

まさかの嬉しいプラスアルファ×２。

しかも最近ずっと人気な
梅田徒歩圏内の中津でこの物件。

住居兼事務所利用可だし、
お子さんがある程度大きくなるまで
腰を据えて問題なく住めるだろうし
ちょっとほんと掘り出し物なのでは？