グレーのタイルとピカピカのステンレスに あたたかみのある木材という組み合わせの おしゃれキッチンに心をくすぐられます…！

ダイニングとの間に伸びるカウンターは 調理台としてはもちろん ノートやラップトップを持ち込めば ちょっとしたワークスペースとしても 活躍してくれそう。

書斎にこもるのも良いですが 人目があるオープンな空間も 意外と作業が捗るんですよね。

キッチンまわりを少し見ただけでも ため息が漏れてしまうほどに 素敵なこちらのお部屋、

ヴィンテージマンションの一室を リノベーションしたのだとか。 グリーンが映える無垢な白壁や レトロな外灯の可愛いこと！

入り口の2重アーチや アイアンの面格子にも ときめきが止まりません…。

間取りは広さ77.29㎡の 2LDK＋サービスルーム。 1階のお部屋なのでお庭も付いていますよ。 リビングと洋室がほどよく離れているので オンとオフのメリハリをつけやすそうです。

ふんわりと光が広がる室内は 白を基調としたクリーンな内装に 木の壁がアクセントになっています。

凛とした佇まいでありながら 冷たい感じがしないのは 床がタイルカーペットだからでしょうか。 1枚単位で張り替えられるので お手入れや模様替えが しやすいところもうれしいポイント。

リビングの一角には納戸や 個室としても使えそうな サービスルームがありました。 生活感が出るモノを まとめて片付けられそうですね。

視線を上げると、天井には ころんとした形の愛らしい電球が。 細かいところにもセンスが光ります。

まるで額縁のように 美しく景色を切り取る リビングとダイニング間の仕切りは

食事や会話に集中し 家族との時間を大切にできるよう あえて設けられたのだそう。

カウンターから料理を渡したり テーブルで宿題に励む子どもと 話をしながら料理をしたり…

食卓を中心に自然と コミュニケーションが生まれる 日常の光景が思い浮かぶようです。

キッチンはオープンな印象です。 たっぷりと用意された収納は 用途や頻度に合わせて「見せる」と 「隠す」を選べるつくりになっています。 大きな鍋や出番が少ないアイテムは 上の戸棚に仕舞って、

使用頻度が高い道具たちは 正面の横長い棚板に立てかけたり

壁面のレールに吊り下げたり。 ツールひとつ一つのデザインや 持ち手などにこだわることで グンと見栄えが良くなりそうです。

必要なものがすぐ手に取れる位置に 揃っていることで調理や片付けの ハードルが下がりますし 子どもたちもお手伝いしやすいはず。

1枚ずつ表情が異なるタイルは サッと拭くだけでキレイに。 ちょっとくらい掃除をサボっても 汚れが目立ちにくそうな点も ありがたいですね。

突き当たりの隅っこには パントリーもありました。 そうそう、物量を管理しやすい これくらいのサイズが ちょうど良いんですよね。

木の壁をくぐって ダイニングからリビングへ。 こちらのアングルも絵になるなぁ。

家族皆が寛げるよう TVとソファを置いて、 窓辺の一角には お庭を眺めて一息つける 小さな休憩スペースを設けたい。

外壁に断熱材を入れたり 断熱性や遮音性が高い 真空ガラスの窓にしたりと 見えない部分にも 手が加えられているので 窓辺でも季節を問わず 快適に過ごせそうですよ。

天気が良い休日は 外にテーブルを出して お庭の花や緑を眺めながら のんびりとした時間を過ごしたいな。

サニタリーは リビングを出た廊下の両側に まとまっているようです。

まんまるミラーがキュートな洗面台は 見ているだけでゆるゆると 肩の力が抜けていきそう…。

タオルやスキンケアアイテムなどの 置き場にぴったりな棚もありました。

バスルームはつやんとしたタイルや 大きなシャワーヘッドが ホテルライクな印象です。

物件があるのは福岡市南区。 最寄駅である西鉄 高宮駅から 徒歩10分ほどの立地です。

天神にアクセスしやすく 利便性が高いエリアでありながら 周辺は緑が多い閑静な住宅街なので 落ち着いて暮らせそうですよ。

住む人の気持ちに寄り添うように 丁寧につくり上げられたことが 伝わってくるこのリノベルームで

家族の笑顔や会話が満ちる とびきり幸せで心地良い日々が 紡がれていくのでしょうね。

文・山中みく 香川県出身のイラストレーター。海と山の近くに住んでいます。古着と映画と旅が好き。 ＠miku_yamanaka