友だちが遊びに来たら
びっくりするんじゃないかな。
玄関を入ると、堂々たる広さの
土間が「こんにちは！」とお出迎え。
しかもコンクリ剥き出しの
ワイルドなタイプです。
壁には有孔ボードが張り巡らされ、
なんだか楽しくなってきましたよ。

かつての2DKがリノベで生まれ変わった
約62㎡のゆったり1SLDK。
こうして見ると土間の広さがわかります。
6帖の洋室よりも確実に広い。
角部屋ならではの3面採光と
2つのバルコニーもうれしいポイントです。

さて、この土間をどう使いましょうか。

もしあなたが絵描きさんなら
イーゼルを立ててアトリエに。
自転車が趣味ならパーツ交換や
メンテナンスの作業場に。
いずれにしても、納得するまで
じっくり、ゆっくり集中できますね。

在宅ワーカーなら大きなデスクに
パソコンを置いて、
オフィスみたいに使うのもいいなあ。
生活空間と区切られてお仕事が捗りそう。

こだわりの道具は壁一面の
有孔ボードにディスプレイする感覚で収納。
どう飾るかも腕の見せどころだな。

土間は土足で過ごしてもいいけれど、
クリア塗装が施されているから
素足でペタペタ歩くのも気持ちいい。

土間の周りは小上がりになっていて、
お隣は10帖のLDK。
真横にキッチンがあり、作業の途中で
「あー、お腹が空いた」と思ったら
すぐに料理に取りかかれる配置です。
窓際にどっしりとした
ダイニングテーブルを置きたいな。

よく見ると壁一面に
白いサブウェイタイルが張られ、
キッチンは業務用さながらの
かっこいいオールステンレス。
上部に設えたウッドの造作棚と
ぽわんとした照明の光が
ぬくもりを演出しています。

リビングスペースの棚には
好きな本をずらりと並べて、
ソファでゆっくりページをめくりたい。
2面採光だから大小の植物たちを並べて、
最高につくろげるリラックススペースに
仕上げるのがきっと正解。

窓の外でゆるいカーブを描く
縦格子もレトロで良い感じ。
お向かいさんとの間には
熊本環状道路が走っているので
視線を気にする必要はなさそう。

6帖の洋室は、ガラスの引き戸で
土間と仕切られています。

このように土間が丸見えなので、
ベッドでゴロゴロしながら
引き戸の外を眺めちゃったりして。
そこには制作途中の作品や
大事にしている自転車がありますから
当然ニヤニヤしっぱなしなわけです。

サニタリースペースには土間からどうぞ。
ちょっと無骨な印象の土間とは違って
白で統一されたシンプルな洗面台に

小窓が付いて明るいトイレも
清潔感いっぱいです。

熊本県庁まで徒歩6分の好立地。
周囲にはコンビニもスーパーも
さまざまな飲食店もあり、
生活に困ることはありません。

広い土間はなくても暮らせるからこそ、
あれば大人の余裕を感じます。
実際、いろいろなことができるし、
土間で休日の大半を過ごす生活は
きっと豊かで楽しい。
ここで過ごしているうちに
土間のない暮らしには戻れなくなる…
そんな予感がするお部屋です。