美しいアールを描く板張りの天井。
一面に桜ビューの大きな窓、
四方を収納に囲まれたリビングは
14帖もの広さがあります。
これが団地ってまじですか？

まじでした。
地下鉄 白金台駅から歩いて約5分、
目黒通りを一本中に入って
閑静な住宅街を進むと、
親しみのある建物が姿を現します。
白金にこんなザ・団地があったんですね！

敷地は至るところに桜や木々が植わった
緑豊かな空間で、お散歩しているだけで
都心にいることを忘れてしまいそうに。

今回ご紹介するのは、
全4棟からなる「芝白金団地」の3号棟、
2階の2DKのお部屋です。

主役は、合計36帖にもなる広いLDK。
右奥に見えるドアから玄関に入って
（ドアはちゃんと団地っぽい！）
まっすぐに進むと、
まずはダイニングキッチンを発見。

ダイニングには造作カウンターが
備えられ、家族の食事なら
これだけでも十分に事足りますが、
ダイニングだけで6帖の広さがあるので
客用のダイニングテーブルも置けます。

そのお向かいには対面式のキッチン。
ひろびろして料理しやすそうとか
収納がたっぷりでうれしいとか
いろいろと思うことはありますが、
なんといっても見てほしいのは窓！
光と風を取り込んでくれるだけでなく
窓いっぱいに広がる
敷地内の豊かな緑を
眺めることができるんです。

そして、すぐ隣は自慢のリビング。

こちらの窓からも緑ビューや
桜ビューを楽しむことができますよ。

ゆるやかに弧を描く天井に配された
レールライトの上品な照明と、
収納に仕込まれた間接照明の
やさしくあたたかな光。
日の当たる時間を快適に過ごせるのは
もちろん、夜も素敵なんだろうなあと
想像するだけでうっとりしてしまいます。

それにしても14帖のリビングの広さよ。
ダイニングテーブルや収納家具を
置く必要がないので、
この大空間をリビングに全振り。
大きなL字型ソファをどかーんと
置いてもいいですし、
好きなラグやクッション、
背の低いソファを敷き詰めた
モロッカンスタイルに挑戦しても。

6帖の洋室は寝室にぴったりです。

リビングと同様、収納が充実していて
造作棚の上にはかわいらしい照明も。
もちろん部屋のバルコニーからも
桜ビューを堪能することができます。

水回りは、木をふんだんに使った
あたたかみのある小屋っぽい空間。
トイレもバスルームも
めちゃくちゃ落ち着けそうですね。
収納が充実してるのもありがたい。

団地と呼ぶのが憚られるほど
美しいこちらの物件、
2022年3月にリノベーションした
ばかりと聞いて納得しました。

でも、全体的に天井高が低めだったり
床がクッションフロアだったりと
団地の名残が隠しきれない箇所も
そこかしこにあったりして。
そんなとこも含めて愛せるという方に、
大切に住まってほしいお部屋です。