いままで豪邸を数多く書いてきましたが こんなにお楽しみがいっぱいの 豪邸は初めてです！

海に近くて、プールにサウナに カラオケルームもあるなんて。 魅力がいっぱい過ぎて 全部書ききれるか、心配になるほど…。

カラオケ・サウナの文字の 存在感たるや…。 なぬ？LDは24.2帖ですか！ 間取り図の時点でラグジュアリーが 渋滞しています！（うれしい）

玄関を開けるとダイナミックな 吹き抜けに、プールをのぞむ ガラスの大きな折れ戸。 開放感がすごいのなんの。

「ハワイの海の近くのヴィラのように」 という、オーナーさんの希望で、 リゾート感たっぷりに仕上がって います。

ヤシの木が描かれた壁紙が、より一層 リゾート気分を盛り上げてくれますね。

海岸に佇むヴィラに多くみられる 網代天井には、4か所にスピーカーを設置。 高スペックはもちろん、 アーチの素敵なガラス窓や、選び抜かれた こだわりの家具も品よく素晴らしい。

キラキラの日差しの中 海から帰って来たけれど、まだ泳ぎ 足りないよ…もしくは、海まで行くのは ちょっと…という方には。

ウッドデッキにあるジャグジー付き プールはいかがでしょう。

あつーい真夏の夜、カクテルやモクテルを 片手に、ナイトプールを楽しむのも たまらないだろうな。

寒い季節だって、吹き抜けとガラス戸 からの採光が抜群だから、ぽかぽかで 居心地がよさそう。

キッチンも素敵すぎる。 沖縄の琉球石をあしらった カウンターに一枚板の天板。 ワイングラスのホルダーが サーフボード風なのもご愛敬。 開放的な対面キッチンで お料理しながらでも、会話が大いに 弾むに違いありません。

そして、気がつきました？ カウンターの片隅には生ビールサーバー が備え付けられています！ 生ビール飲み放題がおうちで叶うなんて 夢のようだ…。

オーブン付きのIHコンロがある カウンター側の壁は、イタリアから 取り寄せた、バロック調のタイルで 飾られています。 グレートーンで甘くなりすぎない 大人な雰囲気にもほれぼれ。

さらに、食洗器に…

まるごとのスイカや船盛りだって 入っちゃうほどの業務用の冷凍冷蔵庫。

大量に氷ができる製氷機もあるんです。 プ、プロだ…間違いなく プロ仕様だこれは…。

パーティをすれば盛り上がること請け 合いの、広さと設備にうっとりです。

居室は2階に2部屋。 こちらはクイーンサイズのベッドがある 9.5帖のお部屋。

高窓もあり、明るいお部屋。 写真はありませんが、おとなりのお部屋 とつながるバルコニーもあるとのこと。

ベッドの後ろの壁がわには トイレとシャワーブースもあるんです。 2階には廊下にもサニタリーが そろっていますが、こちらはお部屋の中に あるので、小さなお子さんがいる ご家族にぴったり。

もう一つのお部屋は8帖にベッドが2台 置かれたツインルーム。

窓のシェードを開けると見晴らしが とってもいいですね。 高台にあるので、目線も気にならない。

朝日が差し込む東向きのお部屋なので、 気持ちよく目覚められそう。 今日も目いっぱい遊んじゃうぞー なんて、元気よく跳び起きたりして。

そうそう、サニタリーも素敵なんです。 こちらトイレの扉なんですが、 海賊と人魚のレリーフが！ こういう遊び心、いいですよねえ。

トイレは船内をイメージしたのだとか。 海を思わせるブルーの壁やタイル、 ガラスの浮き玉のような照明に またもやうっとりしてしまいます。

ヨットのセイルがセンス良く描かれて いる壁のクロスは、フランスから 取り寄せたものだそうです。 キッチンのタイルもそうでしたが、 ここでも、お取り寄せの品が 使われているとは ラグジュアリーにもほどがある…。

洗面台もたまらないんです。 見てくださいよ、洗面ボウルがシャコ貝 の形なんです！こちら海外の作家さんに オーダーメイドしたんですって。 ここまでされたら 気分はもう人魚ですよ！ モールディングの施された洗面台や 洗面所の鏡は螺鈿(らでん)という工法で 天然貝を繋ぎ合わせて磨いたデザイン。 まさにハイカラ人魚にふさわしい設え。

深海にいるような気持ちになる きらきらブルーな浴室も素敵。

しかもTVつきのジャグジーバス ですって。

パルス機能に調光もできるそうです。 夢見心地のお風呂タイムに なりそうで、この日3回目のうっとり…。

そして、ご自慢のサウナ。 見るだけで木の香りが漂ってきそう。

給水口に水をそそぐと、ロウリュサウナ にもなるとのこと。 ドライサウナのピリピリ感が苦手な方 でも、しっかり整うことが できそうですね。

飲んで整って英気を養ったなら、 最後は美声を響かせましょう！ 地下には完全防音のカラオケルーム。 中央のテーブルは、サーフボードを かたどった、特注のもの。 ここでも遊び心を感じられて、 建てられたオーナーさんのおもてなしの 気持ちが伝わり、こちらも全力で 楽しみたくなります。

外にもシャコ貝のモチーフがお出迎え。 現在は民泊「Hale Kotsubo」として 営業中のこちらは、逗子駅からバスで 9分、逗子ヘルスケア前バス停より 徒歩9分。 地下駐車場も3台駐車可能。

2021年の12月に建てられたばかりで 室内もとても良好。 逗子マリーナもほど近く、セカンド ハウスや民泊経営としてもうってつけ。 豪邸らしいお値段ですが、こんなにも 家族や仲間と気兼ねなく楽しめる 施設はそうそうないはず。 かくも見事な、ほれぼれリゾートハウス でした。

文・葱山紫蘇子 大阪で娘3人息子1人と暮らす独り身。元劇団維新派役者竹山らいち、元ミニシアター従業員、元介護職。建物と書き出し小説と漫画と毛布のヘリが大好き。 Lit.Link