格子窓から差し込む自然の光に、
ほわわんとした間接照明の光。
かぎられた採光部を
最大限に活かしたうえ、
そこかしこに間接照明を配置。
同じく随所に配された障子も相まり、
光源を和紙でくるんだような
やさしい光で満たされたお家です。

繊細な格子戸に覆われた外観は、
現代風の京町家といった風情。

「うなぎの寝床」と呼ばれる
典型的な京町家のかたち。
ですが、京町家らしからぬ間口の広さが
このお家の大きな特徴です。

ほら、ご覧のとおり
玄関ホールはひろびろ。
格子戸から漏れる光や、
吹き抜けにある窓から
スケルトンの階段を抜けて注ぐ光に加え、

壁面にも間接照明が。
いきなり明るい空間に迎えられ、
気分までぱあっと華やぎます。
階段を上がった先にあるLDKも、

うわー、明るい！
玄関と同様に、
大きな窓から注ぐ光に加えて
間接照明がやわらかな光をプラス。

ゴロンボがダイナミックにかかる
勾配天井に光がめぐり、
昼夜を問わず心地よい明るさを
もたらしてくれます。

障子戸を開けば、
吹き抜けの窓からも自然の光。
障子を開閉したり
間接照明を調整したりして
シーンによって明るさを
変えられるのもうれしいですね。

ちなみにリビングとダイニングは
床暖房付きですよ。

カウンターの奥のキッチンは
3くちコンロにたっぷりの収納、
広い作業スペース付き。
アースカラーのタイルが
木をふんだんに使った室内に
すばらしくなじんでいます。

リビングの窓の外は
バルコニーになっていて、
思いのほか緑の多い
開けた景色を楽しむことができます。

スケルトンの階段を下りて
1階へ戻り、

フロアの奥へつづく
長い廊下を進みます。
突き当りの障子は開くことができまして、

やったー、期待通り（？）の坪庭！
このように、月見障子から
お庭を眺めることができます。

庭は1階奥の寝室にぴったりな
お部屋に面しているので、
毎朝、目を覚ますたびに
自分だけの小さな四季を
実感してくださいな。

お隣は5.3帖の納戸。
収納として大活躍するのはもちろん
ワークスペースとしても使えそう。

サニタリーは
アースカラーのタイルと
窓の木枠がお似合いな
お家全体のデザインとリンクした空間。

木のパネルがナチュラルな印象の
バスルームも、

小窓付きのトイレも
いずれも快適に使えそうで申し分なし。

最寄りは、JR京都駅のお隣の東福寺。
京都市街に隣接しつつも
都会の喧騒から離れ、
静かにのんびり暮らせるエリアです。

京都に住んでみたいけれど
市街地の中心部はハードルが高い、
京町家に憧れるけれど
採光や寒さが気になるという方に
おすすめしたいお家です。