お寺のような濡れ縁と庭に囲まれる京都の平家に、ああうっとり。(京都市北区68㎡の売買物件)
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
さすが八清さん! な古民家が、 またもご登場です。 料亭や旅館かのような風情を醸し出す 黒塀に囲まれた平家。 迎えてくれるのは、冠木門。 格式があり、 思わず背筋が伸びます。
冠木門の屋根は、 城や神社仏閣でおなじみの 銅板葺き。
時間が経つにつれ
緑青色に変化していくため、
経年変化を楽しめる素材です。
中に入ると広がるは、
日本庭園のアプローチ。
リビングの開放感が
また最高でして……
庭に面した西側と南側の掃き出し窓は
全開放できます。
なんて気持ちのいいお家!
随所にこだわりが 見受けられますよ。 まずはトップライト。 天窓がいくつか 設けられていることで、 より部屋全体が明るく 広がりをもった空間になっています。 次に、照明。 1階の照明は、丸いペンダントライトで 統一されています。
お月様のようなフォルムで まるで渋い天井に浮かんでいるかのような。
照明の光が窓に反射し、
奥行きが生まれているのも
幻想的ですね。
リビングとダイニング部分の広範囲に 床暖房が備え付けられているので、 ぬくぬくと温まりながら過ごせますよ。 モダンなデザインと機能が 備えられている一方で、 建具は古建具をたくさん使用しています。 大正15年には建てられていたと 見受けられる本物件らしい、 古民家の風合いを活かした建具たち。
古材ならではの艶が
空間により一層深みを
与えてくれているように思います。
浴室はオリジナルの造作で仕上げられた こだわりの空間!
ザブンと浸かると、目線の高さに窓が。
庭を浴槽から
楽しめるように工夫されています。
まるでプライベートスパのような特別感。
ポッと灯る船舶ライトも
気分を上げてくれます。
洗面脱衣所は
浴室と合わせて
黒を基調としたカラーリング。
抜け感のあるミラーや
スタイリッシュな水栓も相まって
ホテルライクな雰囲気です。
ロフトから見下ろすと、
庭のまた違った風景が楽しめます。
文・戸田江美
デザイナー。荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
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