京都の、アンティークが似合う団地。 なんて心惹かれるキーワードが 揃ったお部屋でしょう。

こちらは京都市下京区に建つ 『壬生川団地』。

やわらかな春風が似合う 優しいテイストに リノベーションされています。

床は、昔ながらの手彫りを再現した 無垢のフローリング。 足触りも気持ち良く 冬場も木の温もりを感じられます。

リビングには、 モダン照明のトップブランドである FLOSのシーリングライトが。 アンティーク家具に よく似合うデザインです。

ふわりたなびく レースカーテンの向こうからは 中庭で遊ぶ子供の元気な声。

内壁はまろやかな色合い。 アンティーク調の絶妙な色が 丁寧に施されています。

ナチュラルな内装と対になるかのような シンプルなフレームキッチン。 メリハリの効いた アクセントになっていますね。

こんな風に見せる籠収納、 やってみたいな。

スイッチやドアノブは 懐かしい真鍮のデザインで統一。

パチ、とレトロな音が鳴るだけで ちょっと気分が上がりそう。 経年で変わる表情も楽しみです。

このアンティークドアも ときめきますね......！ 雑貨屋さんみたいだな。

２つある洋室は 書斎と寝室にしましょうか。

家具もアンティーク調で 揃えてみたいなあ。

２つの洋室の間には ウォークインクローゼットが。

洗面所も洗練されています。 まるいボウルと デンマークのインテリアブランド HAYのミラー。 足元がすっきりした洗面台なので 抜け感があります。

水栓もタオルハンガーも さりげないセンスが光っていて 胸掴まれます。

隅々までこだわられていますねえ。

1975年築の団地なのですが 水回りがすっきりとピカピカに 改装されているから、 築年数を感じない仕上がりになっています。

玄関周りも 新たな装い。 黒いタイル床がスタイリッシュです。

周辺環境も魅力的ですよ。

徒歩圏内には、 スーパーマーケットや大型薬局、 コンビニや銀行ATMが。

スタバやTSUTAYAも徒歩圏内です。

なんと言っても 壬生という立地に惹かれる 歴史ファンも多いのでは。 ええ、私です。

壬生といえば、 新選組の屯所があった 八木邸と旧前川邸、 兵法訓練をした壬生寺がある町。

この３か所までは自転車ですぐです。

壬生寺へお参りした後、 お隣の『だんだら珈琲店』で 誠の字が描かれたクッキー付きの ソフトクリームをいただく、 なんて時間が日常になる...... い、い、良いなあ......！

JR丹波口駅へは徒歩4分、 阪急大宮駅なら徒歩9分で 電車のアクセスも便利です。

町に出て歴史に触れ、 アンティーク調の部屋で癒され......

そんな京都ライフ、過ごしてみたいな。

文・戸田江美

デザイナー。荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e

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