首都圏に通勤や通学する人が
お部屋を借りるとき、
どうしても迫られる以下の2択。

「狭くてもいいから利便性を重視する」
か、または
「多少不便な場所でもいいから
部屋の広さやデザインを優先する」か。

今回は、後者だと即答する方に
おすすめな1LDKのご紹介です。
家賃10万円以下で約50㎡の
フルリノベしたお部屋に住めますよ。

気になる最寄り駅は東急東横線の綱島駅。
駅からバスに揺られること14分の、
決して利便性が良いとは言えない場所に
位置する、いたってふつうのマンション。

じつはこの建物にはかなりがっつり
フルリノベされた複数のお部屋があり、
「お部屋のクオリティ＞立地」
な人たちが集まってるのではないかと
想像しているのですが、そのうちの
ひと部屋に空きが出ました。

1階、南向きの角部屋。
1LDKではありますが、
個室を仕切るドアをあえて設けていない
オープンな印象の空間です。

玄関を入ると、リビングまでのびる
廊下がつづいています。
床はモルタル仕上げでしょうか。
玄関〜廊下〜居室に段差や継ぎ目が
一切ないシームレスなフロアが素敵です。

LKDは壁と天井が駆体現しになった
開放的な空間。
インダストリアルな雰囲気がありつつ、
木の造作キッチンや腰高のパネルが
あたたかみをプラスしているので
冷たさはありません。

腰壁で目隠しされたキッチンは、
木の造作棚にシンクを
埋め込んだようなデザイン。
たっぷりの収納に加え、
シンクの両隣に作業スペースがあり
おしゃれなだけでなく使い勝手が良さそう。

キッチンからリビングダイニングを
眺めるとこんな感じ。
南東向きの大きい窓から
やわらかな光が注ぎます。
窓の外はバルコニーになっていますよ。

天井近くに設置された赤いポールは
それ自体がお部屋のアクセントとして
機能していますが、カーテンを
取り付ければ間仕切りになるほか
植物やアートを飾ったりもできる優れもの。
ポールの色に合わせて
リビングスペースには
赤いトルコ絨毯を敷きたいな。

LDKから玄関のほうに向き直り
廊下を進むと、

玄関の手前にもうひとつお部屋が。
コンパクトながら窓のおかげで
圧迫感はなく、寝室にぴったりだと思います。

居室の向かいにトイレがあり、
その隣は洗面所。
ミニマルな洗面台は
丸いミラーがかわいらしく、
使うたびに気分が上がりそう。

浴室は広さ、清潔感ともに申し分なし。
疲れた日はゆっくりお湯に浸かりましょう。

周辺には不便な場所の醍醐味？
山や大きな公園があり、
環境にも恵まれています。
個人的には住む場所は利便性を
重視したい派でしたが、
このお部屋にこの家賃で住めるなら
いますぐ綱島に引っ越すぜ
と思ったのでした。