落ち着いたグレーのタイルに ワインレッドの扉がアクセント。 お、備え付けのクローゼットも お揃いの色ですね。 シンプルだけど ありそうでない組み合わせは お部屋選びの決め手になります。

縦長の9帖の洋室。 廊下にキッチン、バス・トイレ別。 お手本みたいな 1人暮らしの間取りです。

個人的には この玄関からの景色もお気に入り。 コンクリート現しの壁で 居室よりも インダストリアルな雰囲気。

そこに ソリッドなステンレスキッチンと ワインレッドの扉が並ぶというのは たまらない組み合わせ。

玄関に入って すぐに目につく場所なので 調理器具なんかもこだわりたい。 収納は少なめなので キッチンの下に ステンレスワゴンを置くと 便利かもしれません。

洗面台には ほんのりレトロさも残っているので あえて小物も昭和レトロな 花柄のプラスチックコップとかで揃えて お部屋とは違う世界観を 作り上げるのも楽しそう。

とは言え お風呂もピカピカ、 サーモ水栓付きだし

トイレはウォシュレット付き。 機能面も申し分なしです。

居室そのものは 形も内装もシンプル。 ダクトレールが設置されているので 照明やハンギンググリーンなんかで 遊びをきかせると お部屋に映えるんじゃないかな。

まぁ、ひとまずは このワインレッドの扉と クローゼットがいてくれるだけでも 十分かも。 この個性に頼るだけで センスのいいお部屋に なってくれる予感。

お部屋から見えるのは この町のランドマーク的存在の 工場の煙突です。 いつでも町の象徴が目に入るというのは 1人で暮らしていても なんだか心強い。

近くには球磨川が流れ 八代市のメインストリートまでも 徒歩圏内。 ほどよくのんびり、 ほどよく便利な場所で センスよく暮らすのって 心地よいのだろうな、と思います。

文・ほしりょうこ 散歩とビールと読書が好きな、元リフォーム屋さん。10年で8回の引越しを経験。もっぱら東京の西側にいます。 @hs_ryk