これは、見たことのない雰囲気の団地。
仕切りの向こうのあの空間はなんなのさっ。

障子…と見せかけて、たぶん枠だけ。
あれだけ見慣れたもののはずなのに、
初めて見る感じがするのはなぜだろう？

山のそばのはずなのにどこか未来的。
外国人オーナーさんがDIYで改装とのことで
窓枠も自分で塗ったのかな。

ここにだけオレンジを選ぶってすごいや。
わたしだったらこわくてできないもん。

山が見えるサンルームでアトリエ。
そんなふうけいが浮かんできました。
ものを作るかたわらお茶飲んだり。
コンクリートと木の組み合わせもさすが。

なかなか広めの3LDKですよね。
さっきの二部屋にプラスして
9.8帖のリビングともう一部屋。

築45年とのことですが、
キッチンは新しいものを入れてますね。
作り付けの食器棚もレトロでかわいい。

そうそう、坂の上だから
眺望がすこし抜けてるんです。

南を向いたリビングってやっぱりいい。
高原のような気分で団らんを楽しむ。
寒くなっても朝には一度窓を開けよう。

北の個室は、またいい色の木の床。
寒くなるでしょうから、
あったかいパジャマにしようね。

水回りは昔のままなのかな。
色のくすみ方がリアルですよね。
けど使い勝手にはきっと大丈夫。

ほら、お風呂もなつかしい。
こんな形のふた、今もあるのかな。

すごい、レトロなトイレ！
ここは古さを楽しむことにしましょう。

山と海に囲まれたこの町の、坂の上の団地に住む物語を想像してはにやにやしてしまう。
このお家賃と初期費用ですからね。
思いつきで引っ越しできたらいいのにな。