おばあちゃんと着物はじめ - 大家女子の日記 16
こんにちは、 荒川区の大家女子の日々を綴ります。
おばあちゃんのお気に入りの着物を、洋服に仕立て直ししてもらいました。 「もう着物を着る体力ないからね~」と嘆いてたので、めでたし! 嬉しそうで良かった。
着物と言えば、最近、着付けを習い始めました。
というのも、我が家に曽祖母、祖母、母の着物が合わせてゆうに100着以上あって、こりゃ~着ないともったいないなと。
サラッと着物着て出かけられる人、憧れますなあ。
それに夏は浴衣+風鈴+蚊取り線香+録画した鬼平犯科帳を見ながらそうめん食べる昼なんてものをかましたい。
私は先代達と身長差が10cmくらいあるけれど、縫い直せばほぼ自分のサイズになるから着物って便利ですね。
裁縫のボランティアを辞めたうちのおばあちゃん。気晴らしにって私サイズにどんどんチクチク縫ってくれてます。
着付けの先生は、着物の月刊誌『アレコレ』を発行している細野先生。
私は以前、アレコレでインタビューしていただいたこともありました。
「楽しむ方が先よ!自分の好きな着物を着れるようになろう!」って日頃のファッションの延長線上で考えられるように教えてくださいます。
加えて、着物の歴史とか、素材、マナーについてとか。頭のよくなるレッスンです。
実は去年、浴衣の着方をレッスンしていただいたんですけど、全然マスターできなかったので(家で復習しないから)。
今回こそはモノにしてみせるぞ!!
習うまでは原色を派手に組み合わせた柄が好きだったんですが、最近は昔ながらの小紋や色に惹かれてきました。
あと、着物雑誌『七緒』とかを読むのがめっちゃ楽しくなってきた。
好みが広がる習い事っていいね。
戸田江美(文・写真・イラスト)
1991年生まれ。デザイナー。おばあちゃんの仕事を継いで荒川区のマンションの大家をしている。落語が好き。@530e
大家女子の日記
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