いつだって愛でたいヘリンボーン。

白壁といい球体の照明といい、アーチになった入り口といい、床のヘリンボーン柄を際立たせるキュートな取り合わせに乾杯。

あら、間取り図にもヘリンボーン。
ちゃんと描いてありますね。かわいい。
このくらいのサイズのワンルームというのもヘリンボーンによく似合う。そうでしょう。

ゴールドもまた、よく似合う。

はあ、ため息がでますね。
銀色のダクトに、パイプの見える簡素で華奢なキッチン。月みたいな灯と大きな窓。
そして、さざ波のようにヘリンボーン。

静かで、控えめでいながら華やか。
一人でいてもしげしげと眺めてしまう。

はあ、なんだこの玄関のかわいさ。
石畳からのヘリンボーンという完璧さ。

1988年築というドアのレトロさ。
白壁の足元だけを棚にした洒落っ気。
洗濯機は、ここでかまわない。

幸せ。
いいことある予感だけがある。

トイレもかわいいだなんてずるい。

この白さ、行き届いているなあ。

いいところにオープンクローゼットがありますね。どこまでもヘリンボーンを見せ、愛でようとする意志を感じる。一つ一つに魔法をかける、ヘリンボーンの魔術師の仕事。

そして、４階の最上階のお部屋、という訳なんです。バルコニーもエレベーターもあって南西向き。京浜急行で品川から15分ほどの、雑色という駅から歩けます。