洞窟を切りひらいて
この物件は現在は募集終了している可能性が高いです。過去物件のアーカイブとしてお楽しみ下さい。
かっこいいですね。
動きがある。
何するにせよ、角度を付けられそう。
とかく決まりごとばかりの社会を生きていると、気付かないうちに四角四面の物の見方に自分を閉じ込めてしまうんですよね。
いや、ほんとに。
このくらい角度を付けていきましょう。
センターの洋室なんて見てくださいよ、四角のようでいて、ちゃんと対角を削ぎ落として抜け感だしてますからね。
すごくかっこいいと思う。
ここがその、センターの居室。
まるで、洞窟を切り拓いたかのような精悍さと、ふてぶてしさ。
すばらしい。間取り図だけでは分からなかったが、壁すら取り払われているじゃないか。
L字型のコンクリートで仕切ってはいるが、洗濯機の通路側なんてほとんど空白、筒抜けです。またいで行けるな。
ほら、壁、ないですね。
あそこに洗剤や柔軟剤のパッケージを置いたり、ベンチみたいに腰掛けて本でも読みながら洗い終わりを待つのもよさそう。
左に目を向けると、洋室5.3帖。
避難はしごらしき箱が無造作に置かれていますが、これはなんとかしたいな。右奥はガラス張りになっていますが、たぶん共用部が見えていますね。なんだろう。
この空間自体が、室内のような、室外のような。タイルも回廊っぽいんだよな。
おもしろい。
ぼくなら、ここにベッドを置きます。
ほら、これが共用廊下の写真ですからね。
雰囲気が室内とすごく似ているし、ガラス越しに中が見えている。この感じ、好きです。
中なのか、外なのか。
この部屋は、6.6帖か。
ベッドを別室へ出していれば広く使えるし、タイルの床も品があるし、壁が抜いてあることで程よいこもり感になっていて、かなり居心地よさそう。浴室への扉があるのか。
なるほど、なるほど、
この小窓も外ではなく、室内へ向いたものですね。ぼくならこのすぐ下にベッドを置こうと思っているので、簡単に体を拭いてベッドへダイブ、なんてこともできますね。
やるかどうかは別として、
この感覚。
内窓越しにバルコニーから入る光を浴びて湯に浸かる。そういう快楽もあるか。
反対側のダイニングへ。玄関はここに。
まるで主張というものをしないエントランスだ。バスルームへの扉の方がまだ玄関っぽかった。このあたりに、洞窟の美学がある。
キッチンには十分な調理スペースがありますが、IH2口。なんとなくそんな予感はあったかな。美学とガスコンロは相容れないか。
方角は西向きになるようです。
内壁は白く塗られていて、変則的なつながりの中でもコントラストがいっそう際立っています。どの部屋にも動きがあるんですね。
独特な間の取り方と陰影を見せるこの物件のダイニングキッチンが、西日に照らされているというのも美しいじゃないですか。
独身者のためのものであろうに、なぜか息の詰まる感じがしない。孤独であっても、自由に、上品に。そんな印象を受けました。
どうでしょうか。
角度を付けて生きていく人に!
動きがある。
何するにせよ、角度を付けられそう。
とかく決まりごとばかりの社会を生きていると、気付かないうちに四角四面の物の見方に自分を閉じ込めてしまうんですよね。
いや、ほんとに。
このくらい角度を付けていきましょう。
センターの洋室なんて見てくださいよ、四角のようでいて、ちゃんと対角を削ぎ落として抜け感だしてますからね。
すごくかっこいいと思う。
ここがその、センターの居室。
まるで、洞窟を切り拓いたかのような精悍さと、ふてぶてしさ。
すばらしい。間取り図だけでは分からなかったが、壁すら取り払われているじゃないか。
L字型のコンクリートで仕切ってはいるが、洗濯機の通路側なんてほとんど空白、筒抜けです。またいで行けるな。
ほら、壁、ないですね。
あそこに洗剤や柔軟剤のパッケージを置いたり、ベンチみたいに腰掛けて本でも読みながら洗い終わりを待つのもよさそう。
左に目を向けると、洋室5.3帖。
避難はしごらしき箱が無造作に置かれていますが、これはなんとかしたいな。右奥はガラス張りになっていますが、たぶん共用部が見えていますね。なんだろう。
この空間自体が、室内のような、室外のような。タイルも回廊っぽいんだよな。
おもしろい。
ぼくなら、ここにベッドを置きます。
ほら、これが共用廊下の写真ですからね。
雰囲気が室内とすごく似ているし、ガラス越しに中が見えている。この感じ、好きです。
中なのか、外なのか。
この部屋は、6.6帖か。
ベッドを別室へ出していれば広く使えるし、タイルの床も品があるし、壁が抜いてあることで程よいこもり感になっていて、かなり居心地よさそう。浴室への扉があるのか。
なるほど、なるほど、
この小窓も外ではなく、室内へ向いたものですね。ぼくならこのすぐ下にベッドを置こうと思っているので、簡単に体を拭いてベッドへダイブ、なんてこともできますね。
やるかどうかは別として、
この感覚。
内窓越しにバルコニーから入る光を浴びて湯に浸かる。そういう快楽もあるか。
反対側のダイニングへ。玄関はここに。
まるで主張というものをしないエントランスだ。バスルームへの扉の方がまだ玄関っぽかった。このあたりに、洞窟の美学がある。
キッチンには十分な調理スペースがありますが、IH2口。なんとなくそんな予感はあったかな。美学とガスコンロは相容れないか。
方角は西向きになるようです。
内壁は白く塗られていて、変則的なつながりの中でもコントラストがいっそう際立っています。どの部屋にも動きがあるんですね。
独特な間の取り方と陰影を見せるこの物件のダイニングキッチンが、西日に照らされているというのも美しいじゃないですか。
独身者のためのものであろうに、なぜか息の詰まる感じがしない。孤独であっても、自由に、上品に。そんな印象を受けました。
どうでしょうか。
角度を付けて生きていく人に!