おしゃれデザイナーさんが
まるでつい最近リノベーションをかけたような
でも実は築浅マンション。

それが一番適切に表現していると思います。

だからつまり、デザイナーズでもないし、
リノベーションもかけていないほぼ新築。

この落ち着いた外観で、ほぼ新築。しぶい。
大通りに向かって開口部を小さくすることで、
騒音に対処してるそう。

他にも渋さは光っているらしく、
エントランス部分、年代物の耐火煉瓦を床に敷き詰めているそう。
耐火煉瓦は暖炉まわりに使われたりして、
渋く、一つ一つ表情が違う。

そしてエントランスドアはオーク材。
それも100年以上前の古材のオークをノースカロライナから仕入れ、
ドアに仕立てて使っているとのこと。
そんな重厚な、歴史を感じさせてくれる床を歩き、ドアを開ければ、
杉材の枠で打たれたコンクリートうちはなし壁のある空間だそう。

この説明だけで、鼻血ものじゃないですか？

他にも共用部のライトは
アンティークのものを時間をかけて集めていたものを使用したり。
室外灯は船舶用のものを用いたり…とことんのこだわりよう。

そのくせ、水回りは新品に近いから、
なおのこと「リノベーションをかけてますよね？」
という雰囲気に。

もちろん室内も、リノベーション後だと思うようなの。

「天井を抜いて、パイプもむき出しになって天井たかくなりました！」
って言いそうな部屋。
「細い方のパイプはハンガーラックにも良いですよね。」
って言いそうな部屋。

しかもこの部屋、
壁に貼ってあるパイン材の隙間には釘打OKで、
かつ、コンクリート打ちっぱなしの逆の壁は、
Pコンフックという道具を使って、
自由に棚を作ってもよし、吊り下げ収納にしてもよしなんです。

お部屋は少し狭いですが…
全体的に荷物が少なく、好みの品を厳選してお持ちの方は、
バッチリじゃないでしょうか？

実はここの大家さんは他にも物件をお持ちで、
そこでこういったリノベーションをかけてこられた